不動産売却後に確定申告は必要？

確定申告は、納税するために必要な手続きです。
では、不動産を売却した場合は確定申告が必要なのでしょうか。
今回は不動産売却後に確定申告が必要なケースと、確定申告を行わなかった場合のリスクについてご紹介します。
▼譲渡所得が発生した場合は確定申告が必要
不動産を売却すると、売却益に相当する譲渡所得が発生します。
譲渡所得は、所得税と住民税の対象です。
したがって、不動産売却によって利益が出た場合は確定申告を行う必要があります。
▼確定申告をしないとどうなる？
■税務署による調査を受ける
税務署は、不動産売却の情報を登記簿や不動産会社から入手できます。
そのため、確定申告をしない場合は税務署から調査や問い合わせを受ける可能性があります。
■追加で税金を払わなければならない
確定申告を怠ると、税務署から修正された所得税や住民税の納付通知書が送られてきます。
その際、通常の税金に加えて重加算税や延滞税などの追加税金が課されることがあります。
■罰金が課される
確定申告を故意にしなかったり虚偽の内容で行ったりした場合は、刑事罰として罰金が課される恐れがあります。
重大な場合は、懲役刑が科されることもあるため注意が必要です。
▼まとめ
不動産売却で譲渡所得が発生した場合は、確定申告が必要です。
確定申告を怠ると、税務署による調査を受ける・追加で税金を払わなければならない・罰金が課されるなどのリスクがあります。
弊社では不動産相談を無料で承っていますので、確定申告に関してわからないことがありましたら気軽にご相談ください。